himawari_diary7のブログ

4歳娘・1歳息子の2児のママです♪

家族のトリセツを読んで

こんにちは!

以下の本を読みました!

妻のトリセツがとっても面白かったので、こちらも読んでみました!

こちらもためになる内容でした~!

 

家族のトリセツ 黒川伊保子さん

 

以下、印象に残った点です。

 

才覚は必ず欠点とともに、脳の中に存在する
 
ぼんやり、ぐずぐず、ぱなしを完全に治してしまったら、個性が消える。
 
何度もイライラすることがあったら、家族を治すより、やり方を変える方が、ずっと楽である。
 
男性脳と女性脳は、生物としての設計上、とっさの使い方が真逆の組み合わせなので、このことを知っておかないと、家族は辛くなるばかり、人生は過酷になるばかりだ。
 
他人の評価をまったく気にしない強さか、弱点をチャーミングだと思って、甘やかし、支えてくれる人が要るということだ。それこそが、家族の真の役割なのではないだろうか。
 
家族の見方を変えよう。世間の目を判断基準にして、家族を断じない。欠点を、多少は正しても、それを愛おしいと思う視点を忘れない。世間を敵にしても、家族と連帯する。
 
こういう親の子は、一流になれない、
それは、結果にコミットしすぎる親。親が結果に一喜一憂すると、子どもは失敗を恐れるようになる。親は、子ども以上にがっかりしたり、有頂天になってはいけないのよ。
 
他人に認められる答えかどうかは気にしたことがない。だって、確信は賞讃よりもずっと気持ちいい。迷わない、疑わない、逃げない、他人の目が気にならない…。そうやって生きられる気持ちよさのためには、富も賞讃もいらない。
 
正しい失敗の仕方
失敗を恐れず、挑戦すること。
失敗してしまったら、潔く認め、きちんと胸を痛めること。
今夜、頭がよくなると信じて、清々しい思いで眠ること。
 
志は高く、結果に無頓着
 
失敗した家族の心を癒す言葉
模擬試験当日の朝、受験票がないと慌てる子どもに、「母さんも、夕べ一緒に確認してあげればよかった」
これを言い合える家族は、豊かだと思う。
 
ちゃんとアナウンスしたのに、打ち合わせ時間を間違えた相手に、「忙しい方なのだから、昨日、もう一度リマインドすればよかった。気がつかなくてすみません。」このセリフを言える人は、脳内の責任範囲が広い。これが、周囲の脳には、リーダーの風格として映るのである。
 
他人の失敗を責めない人は、自分の失敗にもビビらない。他人を許せる人は、自分のことそれも、他人が許してくれると無邪気に信じられるので、リラックスして生きていける。
 
失敗した時、痛みに共感してくれ、私もできることがあったはず、と悔やんでくれる。ともに善後策を考え、安らかな眠りをくれる。ありのままの自分を、穏やかに認めてくれて、小さな幸せをへ共に喜んでくれる親がいる。そんな家なら、おとなになっても帰りたい。
 
どの家族にも、その家族独自のルールがあったほうがいいと思う。しかも、そのルールは、他人から見たら眉を顰めるような、ちょっとした背徳感があるもののほうがいい。
 
家族は正反対の資質の集まり
 
美しい母親が、おっとりと嬉しそうに寄り添ってくれている。世間の目を気にして、ビビらない。イラついたり、自慢したり、卑下したり、威嚇したりしない。ただ、行く道を見守ってくれる。
それは、子どもを無邪気さの繭で包む、母の魔法なのだろう。
⇒これ、大事だな、って思います。こんな母親になりたい…!
 
家族に世間を持ち込まない。他人の闇を探らない、皮肉な口を利かない。いい子、ダメな子を口にしない。甘やかしの基本ルールである。
 
失敗は責めなくていい。
コップを割った人は、「大丈夫?」「ケガはない?」と言われて、抱きしめてもらえる。片付けは他の家族がやる。なくしたものは、家族全員で捜索する。
 
出勤前のバタバタしているときに、ついでの用事なんか頼むお母さんが100%悪い。ごめんね。
→こんな言葉かけされたら、嬉しいよね。
 
出かける妻に、どこに行くんだ?何時に帰る?といきなり声をかけるのも、ちょっと待ってほしい。専業主婦の妻の側に、主婦は家にいるものという思い込みがあって、出かけることが後ろめたいのである。
美容院に行ってくるね〜と明るく家を出ればいいだけでは?
家にいて、お茶も淹れてあげないといけないし、宅配便のピンポンからも守ってあげなきゃ、なんて考えていたら、追い詰められる一方だ。ここは、無邪気に家を出ればいい。
 
どうして?ではなく、どうしたの?
 
日本の子育てが、ゴール設定に満ちている。ご飯をさっさと食べさせて、宿題をやらせて、風呂に入れて、翌朝、無事に送り出すという短期目標。試験に合格させるという中期目標。立派な大人にするという長期目標。かくして、宿題やったの?学校どう?どうしてプリント出さないの!という問題解決型の対話だけで、日々が過ぎ去り、いつの間にか子どもは大きくなって、家を出てしまう。
これが実は大問題なのだ。大人になった子どもと、楽しい会話ができない。
 
心の対話は、相手のことを尋ねるのではなく、こちらの話から始める。話の呼び水。
 
家族の会話は、夫婦のみならず、親子でも、まずは相手の感情を受け止めることから始めよう。たとえ、絶対的に妻や夫や子どもが悪くても、彼や彼女の敵を責めることから始める。公平で客観的な視点のアドバイスは、その後で。圧倒的に肩を持ってあげれば、なんと本人が公平になってしまうのである。
 
子育てを終えて、息子が三十近くなった今、しみじみ思うことがある。
自分を追い詰め、子どもを急かして必死に生きた時間ももちろん大事だったのだろうが、振り返ってみれば、ゆるい時間こそが息子を育み、家族の絆を作ってくれた。
 
家族は、甘やかしていい。
自分も、甘やかしていい。